寒い冬になくてはならない手袋。
大人から子供まで、つけたり外したりしている間に、いつの間にか片方が行方不明になることも多いですよね。
私の息子(現在小6)も、いくつも手袋を失くしてきました。
何回か買い替えた手袋の中に、手袋同士をつなぐことができるものがあったんですね。
これはいい!と、ちょっと高めでしたが買ってみました。
結局それもまた、片方なくしたのですが、それまでよりもなくすまでの期間が長く、1シーズンは持ちました!
そこで今年は、購入した手袋に少し細工をして、つなげられるようにしてみました。
ハギレと100均材料で手袋をつなげた方法をご紹介しますね。
手袋をつなげた仕上がりはこのようになっています
まず、完成イメージですが、西松屋で見た手袋についていたものは、こういうものでした。
このつないでいるところが、何㎝くらいなのかはちょっとわからないのですが、これをイメージして加工したものは・・・
こんな感じです。
カラビナをつけている布は3㎝×7㎝のものを折って使っています。
上の写真を見て、もう少し短い方がいいかなと、思われる方は、調整してくださいね。
試していませんが、6㎝くらいにしてもよかったかな、5㎝だと太さのわりにちょっと短いかもな・・・と、思いました。
カラビナをつけている部分は、はぎれで作りました。
カラビナはS字タイプで、どちらからでも取り外しできます。
普段は、片方につけっぱなしで。
そして、外遊びなどでブラブラして邪魔だな~と思うときには、外してしまえます。
この形のカラビナは、ダイソーとセリアでは売っているのを見かけました。
使った材料
- 手袋
- 3㎝×7㎝のハギレ2枚(シーチングくらいの普通地がオススメ)
- 100均のカラビナ(今回はセリア)
カラビナをつける部分は小さいため、縫いにくいです。
特に、ガーゼなどの柔らかい生地や、薄い生地は、生地を巻き込んでしまったり、針が進みにくかったりするので、おススメしません。(失敗済み・・・)
カラビナをつける部分の候補に挙がったもの
巾着に使われる紐
最初、カラビナをつける部分は、巾着などに使われる紐はどうだろう?と、考えました。
でも、そのまま縫うと端からほつれてきそう・・・
それなら、洗えるフエルトを好きな形にカットして、上から縫い付けて止める方法は?
とも思ったのですが、今回の方が簡単そうだったので、こちらにしました。
バイアステープ
ご紹介する方法は、バイアステープのように布を折り込んで、テープのようにして使っています。
そのため、家にあるバイアステープで作る方が簡単じゃない?
そう思って、市販のバイアステープにカラビナを付けてみました。
でも、手持ちの中で一番細い巾1㎝のテープを使っても、すこしカラビナが付けにくい・・・
今回作ったものとの差は1~2㎜程度。
ほんの少しの差ですが、もっと小さなカラビナが見つかれば、取り替えたいしな・・・
ということで、バイアステープよりも手間はかかりますが、はぎれで作ることにしました。
もっと細いバイアステープをお持ちの方や、太さが気にならない場合は、バイアステープで作っていただいても、大丈夫です!
カラビナをつける部分をテープ状にする
小さい布をバイアステープのようにしていきます。
まず、3㎝×7㎝の布を半分に折り
次に、その中心に合わせて、両端から折って折り目を付けます。
一度開いて、短い方を両端とも5㎜ほど折り込みます。
短い方は折ったままで、長い方を最初に折り線に合わせて、中心に向かって折ります。
そのあと、中心でもう一度折ります。
これで、布の端は全部隠れたので、縫い線の位置を縫っていきます。
これをふたつ作ります。
作ったテープを手袋に取り付ける
テープは半分に折って、手袋の手のひら側の親指の下に付けました。
縫うときは、手のひら側と手の甲側の真ん中あたりで開き、手のひら側にテープをつけて、縫い付けていきます。
手袋の他の部分を縫いこまないように気を付けてください。
ほつれてはずれてこないように、何往復か縫いました。
付け終わったら、もう片方にも付けて、完成です。
取り付けた布に、カラビナをつけて使います。
まとめ
100均材料で手袋を落とさないようにする方法。
いかがでしたでしょうか。
下の写真は、男の子用の手袋にテープを付けたところですが、このように、どんなタイプの手袋にも取り付けることができます。