こんにちは、りょうこ88です。
今日は、枕カバーの作り方をご紹介します。
袋になっている枕カバーの作り方は、ネットでもよく見かけますよね。
ただ、私が見たときには、入れ口が開いたままのものが多かったです。
でも、ふたのようにカバーできるものの方がいいな・・・と思ったので、ふたをかぶせるタイプの枕カバーの作ってみました。
今回はその方法をご紹介します。
基本的な作り方は、よく紹介されているものとほぼ同じで簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
また、サイズにもよりますが、この作り方は、生地巾では足りないことも多いかと思います。
そのため、つなぎ目が裏に来るようにする方法もお伝えしていきますね。
できあがる枕カバー
よく紹介されているのは、このように、枕の入れ口が開いているものです。
今回作るのは、上の写真の開いている部分にふたをかぶせるタイプの枕カバーです。
そして、下の写真のように、生地のつなぎ目が枕の裏側にくる仕様です。
材料
使う材料は枕カバーに向いてそうな、お好みの布です。
必要な生地のサイズはこの後ご紹介します。
私は、C反ハギレセットなどの、大き目の生地が入っている福袋で、表立って使うには好みじゃないけど、たくさんあってどうしよう・・・というような生地を使ったときもありました。
枕と生地のサイズ
枕の大きさによって、布のサイズは変わってきます。
参考までに、これまで使ってきた枕と、そのカバーの生地のサイズを記載しておきますね。
枕の種類
枕は、こだわり安眠館さんのパイプ枕を使いました。
子どもたちはジュニア用、私は真ん中のサイズ、夫は一番大きなサイズと、3種類使っています。
中身も固めとやわらかめがあるので、それぞれ好みに合わせて選んでいます。
生地のサイズ
枕によって、厚みが違うのでだいたいの目安ですが、先ほどの枕に私が作ったサイズは下の表のようになります。
★が付いているものは、普通の生地では横幅が足りないため、生地をつなぐことになることが多いと思いますが、その分の縫い代も含まれています。
枕のサイズ | 生地のサイズ(縫い代込み) |
①縦28×横39 | 縦33×横102 |
②縦35×横50 | 縦40×横126(★) |
③縦43×横63 | 縦50×横150(★) |
例えば、今回使用したMymamaさんのダブルガーゼだと
①は1M の購入で3枚
②は、1M で1枚2Mで3枚
③は、1Mで1枚2Mで2枚3Mで4枚作ることができます。
生地をつなぐことになるカバーは、多めに買った方が無駄なく作ることができますね。
生地のサイズの出し方
上の表のサイズの出し方は、以下のようにしています。
高さにもよりますが、少し大きめなので、ピッタリがよければ、あと2㎝くらい小さくしても大丈夫だと思います。
生地のサイズの出し方
縦 枕のサイズ+5㎝
横 枕のサイズ×2+ふた20㎝+両端の三つ折り部分4㎝。生地をつなぐ場合は、これに+2㎝
という出し方をベースにしています。
一番大きな枕は高さもあるため、表のように縦を+7㎝にするなどして、微調整しています。
裁断していきます
まず、生地巾で取れるだけの分を裁断します。
この生地は、生地巾108㎝でした。
耳は、使っても使わなくてもどっちでもいいですが、今回は使わずにカットしました。
半分にたたんで、縦40㎝×横53㎝に裁断します。
全部で横は126㎝必要なので、残りの縦40㎝×横20㎝の生地を裁断します。
枕カバーを作っていきます
まず、2枚の布をつなげていきます。
つなぐ辺に、ジグザグミシンをかけます。
ジグザグミシンをかけた部分を、中表に合わせて縫い代1㎝で縫います。
縫い代を割ります。
アイロンで縫い代を割った流れで、両端の辺を1㎝の3つ折りにして縫います。
上下にジグザグミシンをかけます。
縫い目が裏になるようにたたんでいきます
まず、生地の表を上にして置いてください。
この部分は色分けした方がわかりやすいので、イラストでご紹介します。
赤い字=生地の表
緑の字=生地の裏
今の生地を広げた状態は、最終的にこのような振り分けになります。
そのため、生地のつなぎ目を裏側にするためには、黄色の部分につなぎ目が来ている必要があります。
まずは生地をつないだ部分が、黄色の部分にくるようにしてください。
つなぎ目が移動できたら、ふたの部分を20cm折ります。
生地の左側から、右端まで折ります。
仕上げ
最後に上下を縫い代1㎝で縫います。
表に返して完成です。
外側に、ふた部分があります。
ふた部分をひっくり返せば、かぶせることができます。
ふたをかぶせる枕カバーの作り方まとめ
枕カバーは、人目に付くこともあまりないですよね。
そのため、ミシン初心者さんの練習にもピッタリです。
また、福袋にたくさん入っていたけど、どう使おう・・・
という、ちょっと作るものが思いつかないビミョーな生地の消費にもいいですよね。
どうしても柄が気になるときは、枕パッドを使えば、見える柄も少しになるのでおすすめです。
また、このタイプのカバーは、サイズ違いで簡単に作れるので、枕カバーだけでなく、保冷剤カバーにや小豆カイロのカバーなど、なんにでも応用することができます。
いろいろなものにアレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!