どこのお宅の冷凍庫にもきっと入っている、ケーキなどを買ったときについてくる保冷剤。
お弁当の横に入れたり、暑いときに使ったりと、あの小ささが意外と使えますよね。
でも、そのままだと、ぬるくなっていく間の水滴が気になったり、うっかりやぶれて中身が飛び出したり。
なんてことはありませんか?
うちでは、まだクーラーを使うほどでもない暑い時期などに、長男がベッドに持ち込むことが多く、ハンカチで包んだりしていました。
でも、ハンカチだとすぐにはずれてしまって、結局は裸の保冷剤がそのあたりに転がっていて、布団が濡れていたりするんですよね。
そこで、小さい保冷剤用のカバー(保冷剤ケース)を作ってみました。
中身が飛び出さないようになっていますが、ファスナーやボタンなどは使っていないので、作るのも使うのも簡単です。
ぜひ、試してみてくださいね。
ハンドタオルで作る方法
2024年、冷え性の私が、夜の暑さに耐えきれず、保冷剤を使うようになりました。
実際に使ってみると、子どもは気にならないようですが、私はタオルの方がいいな。と思いました。
そこで、いろいろと試作をし、両端を縫うだけの、ハンドタオルで作る保冷剤カバーの作り方を公開しました。
タオル地がよい方はこちらの記事も合わせてごらんください。
7㎝×10.5㎝の保冷剤用カバーの見本
保冷剤といってもサイズはいろいろですが、今回は7㎝×10.5㎝の保冷剤用のカバーを作りました。
カバーのサイズは約9.5㎝×11.5㎝です。
保冷材の大きさが違う場合のサイズ変更については、次のコーナーでご紹介しますね。
上の写真の裏側にふた部分があり、その布をかぶせて使います。
保冷剤カバーの生地の大きさ
今回使用した生地は、縦12㎝×横31㎝です。
縦の長さの出し方
今回の保冷剤の縦の長さは7㎝で、生地の縦は、上下の縫い代2㎝+厚みのための余裕分で+3㎝にしています。
どの保冷剤を使うときでも、保冷剤の縦の長さ+縫い代の2㎝は同じです。
あとは、保冷剤が小さく厚みがあまりない場合は余裕分を少し減らしたり、サイズが大きく、厚みもある場合は余裕分をプラスしてください。
少しくらい大きくても特に問題はないので、ざっくりでOKです。
横のサイズの出し方
保冷剤の横は10.5㎝なので、生地の横幅は、表裏分で21㎝+ふた部分4㎝+両端の三つ折り分2㎝+2㎝+余裕分の2㎝で合計31㎝にしています。
横の長さは、保冷剤の長さ×2+ふた部分4㎝+両端の三つ折り2㎝+2㎝は同じになります。
あとは、縦の時と同じように余裕分を厚みに合わせて調整してください。
保冷剤カバーの作り方
それではここから、保冷剤カバーの作り方に入ります。
生地の周りの処理をしていきます
まずは長い方の辺の上下をジグザグミシンで処理します。
(はじめと終わりは返し縫い)
ジグザグミシンの返し縫いについて
まだミシンを始めたばかりのころ、ジグザグミシンで返し縫いをしてもほどけてくるんですけど・・・と思っていた私。
洋裁を習っていた友達に聞いたところ、【直線縫いで返し縫いをした後ジグザグミシンをして、最後も直線縫いで返し縫いをする】
と、教えてもらいました。
同じようにジグザグミシンの返し縫いがほどけてくる方は、ぜひ試してみてくださいね。
次に、両端を1㎝に折り
もう一度1㎝折ります
三つ折りにした部分を縫います。(始めと終わりは返し縫い)
保冷剤カバーの形に作っていきます
まず、表側を上にして置き、端を4㎝内側に折ります。
次に、反対側の生地の端と、4㎝折った方の端を合わせます。
上下を待ち針やクリップで止め、それぞれ端から1㎝を縫います。(はじめと終わりは返し縫い)
開いている方から表に返します。
保冷剤カバーの完成です
完成した保冷剤カバーです。
裏側の生地が見えているのがふた部分で、ここをかぶせることで蓋になります。
ふたをかぶせたところです。
保冷剤もカバーをつけることで水滴が防げ、体を冷やすときにも冷えすぎなくておすすめです。
簡単なので、たくさん作ってみてくださいね!
まとめ
保冷剤カバーの作り方、いかがでしたか?
お土産やおすそ分けなどで、ちょっと保冷剤を入れるときにも、水滴がつかないようにペーパータオルで包んであったりすると、とっても丁寧な暮らしをしているように感じますよね。
そんな感じでいつもの保冷剤に、お気に入りの布でちょっとしたカバーをつけるだけで、日常的な暮らしが1ランクアップしたような気持になります。
ほんとうに簡単に作れるので、量産してちょっとしたお礼のプレゼントなどにも。
サイズを変えれば、枕カバーにもなるので、ここにちょっとしたカバーがあればいいなと思うものがあれば、アレンジして作ってみてくださいね。
今回の記事が、お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!