卒園アルバムを手作りした元委員が、内容と作った方法をご紹介。

卒園アルバム・文集作り
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こんにちは。りょうこ88です。

私は2022年度の卒園文集の係をしていました。

文集と言っても、個人ページ半分、アルバム的なページが半分だったので、内容は卒園アルバムに近いものでした。

卒アル委員になって、他のところでは、どんな内容のものを作っているんだろう?

せっかくなら新しいものも取り入れてみたい!と思うこともありますよね。

そんな方のために、今回は、私が携わった卒園文集の内容をご紹介していきます。

3学期には名前を間違えていたミスが発覚したりと、最後まで気の抜けない展開もあったりしました。

そんな、ミスを防ぐ方法も含めて、アイデア探しのヒントにもなるように、表紙から最後までの見本を公開します。

内容をそのまま載せることはできないので、紹介するものは新たに作った見本になります。

ご了承ください。

内容はコーナーごとに目次に記しているので、興味のある所から、のぞいていってみてくださいね。

卒園アルバム(文集)を手作りした環境について

私が委員をした時のメンバーは全部で5人です。

撮影は交代で行ったり、編集は全員でメンバーの家に集まってしたり、切り貼りは幼稚園を借りて作りました。

お願いしたアルバム会社

前年まではぶっくりっくさんというアルバム屋さんにお願いし、写真は切り貼りで編集していました。

私が携わった年度は、委員の中から、切り貼りが苦手なのでパソコンでやりたいという意見がありました。

そこで、いろいろサンプルなどを取り寄せて検討した結果、思い出メーカーという、パソコンで編集できるソフトがある石田製本さんにお願いすることにしました。

石田製本さんでは、切り貼り原稿にも対応してくださっていたため、切り貼り原稿でしかできないページも作ることができました。

卒園アルバム(文集)の表紙は手作りで子どもたち一人一人の写真と名前入り

卒園アルバムで手作りした表紙。子どもの写真と名前、タイトルや幼稚園名前
写真は女の子なのに、名前が男の子になっていますが(汗)すみません。

まずは最初に手に取る表紙です。

卒園アルバムの表紙は、全員同じパターンもありますが、ひとりひとりのオリジナル表紙だと、特別感がアップしますよね。

個人ごとに作る方法に、子どもの手形や絵を使う方法があります。

ただ、私の子どもが通う幼稚園では、先生が作る卒園アルバムで、すでにその方法は使われていました。

前年までお世話になっていた、ぶっくりっくさんでは、表紙にタイトルと子ども一人の写真、幼稚園と子どもの名前が入っていました。

石田製本さんでは表紙は選べるものの、写真はすべて統一という形になります。

表紙を個人別にするためには、画用紙を使う必要がありました。

全員の背景を統一して、写真と名前を変えるにはどうすれば・・・

といろいろと試した結果、無料のCanvaで台紙を作り、それに写真を貼って、石田製本さんにスキャンしてもらったものを表紙にする方法を取りました。

Canvaで台紙を作ることで、タイトルや子どもたちの名前などを、かわいい書体でできたのは、とてもよかったです。

詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください。

集合写真とタイトルでまとめた中表紙

続いて、表紙を開いて1枚目のページです。

ここは、全員の写真とタイトルを入れました。

写真以外の飾りつけには、思い出メーカーにはない素材と、タイトルで使ったCanvaの書体を使いたかったので、Canvaの素材を思い出メーカーにアップして使いました。

その方法は、こちらの記事に書いています。

ひとり1ページの盛りだくさんな個人ページ(先生も含む)

卒園アルバムで、ボリュームのある個人ページは必要ない方は、ここは飛ばしてくださいね。

卒園アルバムで手作りした個人ページの見本。項目は、名前、身長体重、誕生日、卒園したら、すきなあそび、将来の夢、お母さんから、先生から
こちらは見本になりますが、こんな感じの配置で作りました。

文集というだけあって、毎年充実していた個人ページは、1人につき1ページでした。

しかし、思い出メーカーの個人ページには、情報量が多いものがありませんでした。

そのため、背景と素材を組み合わせてテンプレートを作り、人数分をコピーして貼り付け。

最後に、内容を手分けして入力していきました。

思い出メーカーには、かわいい背景や素材がたくさんあって、このページはすごくいい出来になったと思います。

先生の個人ページ

思い出メーカーの個人ページ

そしてもう一つの個人ページが、担任の先生のものです。

委員になって、何年か分の文集を見せていただいたのですが、その中に、担任の先生の個人ページがある年がありました。

これは、いいね!となり、私たちも同じようにすることにしました。

こちらは、思い出メーカーの中にもともとあるものを使い、「からひとこと」などの不要なところは、素材を上からおいて隠しました。

思い出メーカーを使った、個人ページの詳しい作り方は、以下の記事でどうぞ。

卒園アルバム的なページは思い出メーカーでかわいく手作り

子どもたちの写真がたくさん載ったアルバムのページ見本

個人ページが終わると、卒園アルバムと同じような、イベントごとのページを手作りしました。

卒園アルバムが別にあるので、このページは、主に1・2学期のイベントや園での様子がメインでした。

思い出メーカーで作ったページの内容は

  • プール
  • 夏祭り
  • 運動会
  • 園内での様子

などです。

みんなでわいわい言いながら、楽しくレイアウトしたのはいい思い出です。

子どもたちの絵をフイルムのフレームに並べておしゃれに

幼稚園や保育園では、イベントが終わるごとに絵を描くことも多いかもしれませんよね。

それまで、わが子が通う幼稚園の卒園アルバムや文集では、作品がメインで入ったページはありませんでした。

しかし、思い出メーカーにあった、フイルムの背景が、ちょうど子供たちの数にピッタリ。

そこで、イベントページと絵を連動させてみてはどう?という話になりました。

全部のイベントは多すぎるので、2つのイベントの絵を載せて、今までにないページができました。

配置場所は、見開き2ページの夏祭りの写真のページがあれば、めくったページに夏祭りの絵のページ。

という形を取りました。

思い出メーカーでの作り方の他に、Canvaでの作り方も合わせてご紹介しています。

先生全員からの子どもたちへの素敵なメッセージページ

先生の顔写真とメッセージカードのページ

ここは、子どもが通う幼稚園では、毎年恒例のページでした。

先生の顔写真の下に、幼稚園にかかわりのある先生全員からの手描きのメッセージを貼り付けて作ります。

見本は白い紙だけですが、実際は先生方がカラーペンなどでデコってメッセージを書いてくださったので、とてもかわいいページになりましたよ。

メッセージをスキャンして取り込んだものを、思い出メーカー上に写真のようにアップして、レイアウトしていく。

という方法もできたのかもしれませんが、字がぼやけて見えなくなるかもしれないという不安がぬぐい切れなかったため、切り貼り原稿にしました。

切り貼り原稿は、前年までは、白い紙に写真と文章、それに、画用紙などをかわいく切ってデコっていました。

私たちは、Canvaで柄入りの台紙を作り、切り貼りは先生の写真とメッセージのみになります。

その、切り貼り原稿を拡大スキャンしたものを思い出メーカーにアップして、配置しました。

職業イラストと顔写真を切り貼りした将来の夢ページ

職業イラストと子どもの顔写真を合わせた、将来の夢ページ
こちらは、実際に切り貼りして作った見本になります

この将来の夢ページは、これまでの文集の中では初めての試みでした。

先ほどの先生のページと同じように、Canvaで台紙を作っています。

職業イラストはイラストACさんからダウンロードし、子どもの写真をしまうまぷりんとさんでプリントしたものを切って、貼り付けています。

詳しい作り方は以下のページをご覧ください。

背景透過を使って、イラストや写真を思い出メーカーにアップして作れないか。

将来の夢のページは、イラストや写真をスマホ上の背景透過アプリで切り取って、思い出メーカー上でレイアウトする方法はどうだろう?という話にもなりました。

しかし、みんなで背景透過を使ってみたときに、きれいに切り抜くのがむつかしくて無理・・・となったので、切り貼り原稿にしました。

背景透過が使い慣れている方なら、切り抜いて思い出メーカー上で使う方法でも、いけるかもしれないと思い、改めて調べてみました。

切り抜いた画像は下のものです。

イラストのサイズ

画像のサイズだと思うのですが618×617となっています。

思い出メーカーの説明には以下のように書かれています。

ご思い出メーカーでは、ある程度のサイズまで拡大配置をした際に 印刷して荒くなる可能性のあるデータはご登録いただけない様に設定しております。

登録可能な画像データは、縦横いずれかが1200px以上7200px以下となります。

石田製本さん 応援ソフトの使い方ページ

このため、今はもう思い出メーカーは触れないので確認できませんが、おそらく、画像をアップしようとした時点で、はじかれてしまいます。

そのため、やはり、思い出メーカーで職業イラストの顔はめページを作るとすると、切り貼り原稿になるかと思います。

最後のページは子どもたちの自画像で

ギリギリまでどうしようか悩んだ一番最後のページ。

前年までは、「誰もいない教室」・「全員で作った作品」などの写真が真ん中に1枚

そして、下の方に発行年月と、製作者の名前というスタイルでした。

シンプルで、さようなら・・・というイメージです。

入稿間際の11月の終わりに作品展がありました。

そこで全員で作った作品が登場します。

大きな船

もうひとつは、全員で書き上げた作品紹介の地図。

どちらかをメインに使用して、周りに個人の立体作品を配置しては?

という話になり、試してみたのですが、なんだかもうひとつ・・・

委員のママさんたちは、どんどんアイデアが出てくる方ばかりだったので、またすぐに案が出てきました。

「お当番表の自画像は使えないかな?」

大きさが揃っていて、名前もついていて、全員揃っている!

これはとっても使いやすくて、ポップな感じになりそう!

ということで、最後のページは子どもたちの自画像になりました。

子どもたちの自画像でページを飾る方法

子どもたちの自画像が並んでいる

思い出メーカーの背景の中に、このような丸型のものがありました。

この中に、写真に撮った子どもたちの自画像をはめていきました。

自画像は緑の台紙に貼られていて、名前も書いてあるものです。

丸(フレーム)の数が少ない場合の対処法

私たちは子どもの数が多かったので、フレームが足りませんでした。

委員のママさんたちから、

「うちは枠がなくても大丈夫」というお声があり、いったんは、数人はフレームなしで。となりました。

でも、最後のページだし・・・

ダメもとでCanvaの丸型を思い出メーカーにアップして使ったら、きれいにはめることができました!

Canvaで作った枠を思い出メーカーで使う方法

  1. Canvaで太目の丸枠を探して、色を変えておく

    (あやふやですが、A4サイズに必要な個数の丸を作り、JPG保存して使いました。)
  2. 思い出メーカーにアップ
  3. 写真を切り抜く要領で丸型に切り抜き、写真と合わせる

表紙と同じデザインで楽々作れる裏表紙

手作りした卒園アルバムの裏表紙

卒園アルバム最後のページになる裏表紙は、表ページとセットで手作りしました。

こちらは園児全員統一なので、作ったのは1枚のみです。

担任の先生へのプレゼントは表紙を変えて特別に

手作りした先生用jの卒園アルバムの表紙と裏表紙

担任の先生へ手作りした卒園アルバムをプレゼントすることもあるかと思います。

私たちの園では毎年、卒園文集をプレゼントすることになっていました。

とはいっても、1人だけ内容を変えるわけにもいかず、内容は園児と同じになります。

しかし、ご紹介してきたように、石田製本さんでは表紙は個別にすることができます。

そこで、表紙と裏表紙だけは先生の分を別のデザインにしました。

子どもたちは年少時と年長時の2回、同じ先生に担任を持っていただきました。

なので、表紙には進級時に制服で先生と撮った全員の写真。

そして、模様だけだった裏表紙には、入園時に撮った先生と全員の写真を載せました。

背景の素材は同じものを使っていますが、写真の大きさが変わるので、配置だけを変えています。

手作りした卒園アルバムを入稿する前の最終チェック

ここまでが、卒園アルバム(文集)を手作りする、ザっとした流れになります。

最後に、仕上がった後に間違いが見つかった!ということにならないためのお話です。

頑張って手作りした卒園アルバムや卒園文集。

みんなの手に渡ってから、ここ、間違えてる!となってしまうと、ガッカリですよね。

アルバム屋さんなどのプロには、間違えやすいチェックポイントがあると思います。

でも、素人の私たちには、ここは間違いが多いところだから注意しておこう。

というところは、わからないですよね。

いいものができた!で、締めくくりたい卒園アルバム作り。

起こりがちなトラブルと、ミスを防ぐための方法を以下の記事でお伝えしています。

卒園アルバムを手作りした卒アル委員が内容と作り方を公開!のまとめ

表紙から始まって、私が携わった内容を全部ご紹介してきました。

卒園アルバムを手作りするためのアイデアは、他にもたくさんあると思います。

実際、私も5人のメンバーで卒園文集を作りました。

そこでは、自分一人では出てこないアイデアが、他のメンバーからどんどん出てきたことに、すごい!!と、何度も思いました。

そんなアイデアがたくさん詰まった今回の内容。

1つのアイデアから、広がっていくことも多いので、きっと、読んでくださったみなさんの中からも、素敵なアイデアが出てくると思います。

そんな、楽しい連鎖が広がっていくことを願って。

素敵な卒園アルバムを手作りするときの、参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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