もう間違えないかごめ編み ショールを編んで見つけたコツ

ミシンや編み物で作ったものの記録
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夏の冷房対策になにか編みたいな、と探していたところ、梅村マルティナさんのかごめ編みのショールを見つけました。

オパールコットンは、少し前に魔法のショールを編んだので、今回はワンダーコットンを使ってみたいと、YouTubeでいろいろと探してみました。

そして、基本の編み方は、梅村マルティナさんのかごめ編みショールで、目数を90目にして作ることに。

目数を増やすのにも、参考にしたYouTubeがあったのですが、メモはあるものの、動画が見つけられず、ご紹介できなくてすみません・・・

初めてのかごめ編み。

最初の頃は間違いだらけでしたが、やり直しから2週間。

やっと、順調に編めるようになりました。

そんな中で、間違えポイントがいくつか見えてきたので、今回はその方法をご紹介します。

同じ段の中なら戻る方法も載せています。

ただ、残念ながら、数段前の間違えを修復する方法は見つけられませんでした。

あとからの修復はむつかしいので、とにかく間違えないよう確実に!

これが一番のおすすめ方法です。

かごめ編みの間違えないポイントは、後半にあるので、お急ぎの方は、目次を開いて、その中の4・5へお進みください。

完成品とかごめ編み以外の気を付けポイント2つ

200gのワンダーコットンで作ったかごめ編みショール。

8号針90目でできあがったサイズは、約57㎝×175㎝でした。

1段が、本当に少しの糸で編めてしまうので、最後はどこまで編むか悩みましたが、残り1.2gのところで、閉じに入りました。

最終的に残ったのは0.9gでした。

閉じるときはゆるくゆるく

動画の中で梅村マルティナさんがゆったり閉じるようにとおっしゃっています。

ゆるくゆるく・・・と、ゆるくしたつもりだったのですが、まだきつかったようで、閉じた方の水色側はきゅっと絞ったようになってしまいました。

人によって手は違うと思いますが、私の場合は、もっとゆったりがよかったようです。

慣れるまでは糸を割りがちだったワンダーコットン

ワンダーコットンは4本の糸をまとめて編んでいきます。

普通の毛糸だと、ねじっているようになっているのであまり気にならないのですが、ワンダーコットンはまっすぐの糸が4本です。

そのため、最初の頃は、編み目に針を通すときに4本の中に針を入れてしまい、あとで見たら1本と3本になっていた。

編むときに4本のうち2本しか拾えてなった。

などの、小さいうっかりがありました。

編み目に通してしまったものは、ずいぶんあとで気づくこともあり、あきらめたところもあります。

ただ、編むときに4本のうちいくつかを拾い忘れていた時は、そのまま編んでいくと、編み糸がズレてきます。

幸い、すぐに気づくことができたので、そのつど、少し戻ってやり直しました。

使った材料と作り方

参考にした作り方は、梅村マルティナさんのかごめ編みストールの編み方動画です。

作り方では、コットン系のオパール毛糸と6号40㎝の輪針を使用しています。

今回私は、ワンダーコットンを使って90目で作りたかったので、ワンダーコットンと、8号輪針80㎝を使いました。

色は8番のラベンダーと悩みに悩んでサックスに。

針は、他のYouTubeで見かけて、メモしておいたものを使いました。

間違いだらけの序盤

かごめ編みだけでなく、作り目も、初めての編み進む作り目に挑戦してみました。

初めての編み進む作り目

マルティナさんは、どんな作り目でもいいと、おっしゃっていたのですが、せっかくなので、編みながら作る作り目でやってみました。

いつも、余分に糸を取りすぎて、あまらせてしまいがちなので、この作り目はいいですよね。

ただ、なんでもそうですが、最初、慣れるまでは少しむつかしかったです。

写真を撮り忘れていましたが、キチキチで作ってしまい、次のかごめ編みがものすごくやりにくかったので、ちょっと緩めに作る方が、あとがやりやすいと思いました。

かごめ編み1段目からなにかを間違える

そして、2段目からはじまるかごめ編み。

最初の作り目から編む段は、目がキツキツで、とてもとても、やりにくかったです。

特に、2目一度の、二目めがなかなか拾えず、苦戦しまくりです。

なんとか、1段編み終わろうかという時に、目数が合わないことに気が付きました。

マルティナさんの編み方では、初めのひと目はくさり編み、最後のひと目はすべり目、それ以外は2目一度になっています。

つまり、2目一度の後、最後のすべり目がひと目残っているはずなのに、これでは足りません。

原因がわからないため、とりあえずいったんほどいてやり直しです。

慣れてきたころに振り返ったら、目数が8目も減っている

はじめは3段編むのに2時間近くもかかっていたかごめ編みストール。

肩も目もガチガチになりながら編み、ずいぶん慣れてきたわ~とサクサク編めるようになってきたその日の夜、ふと編地を見ると、あれ?穴が開いてる??

編み目を数えてみると82目。

いつの間に8目も落としてたんだろう??

ていうか、8目って多くないですか??

そんなに気付かないなんて、おどろきです。

明日、修復可能か調べてみようかと、じっと編地を見てみたけど、掛け目ならまだしも、編み目を拾うのはとても無理そう。

そこで、次の日にすぐ始められるように、この日1日頑張った分はほどくことに。

そういえば前に、私が何かをほどいていたらやりたいって言ってな・・・

ということで、ほどくのは娘にお願いしました。

娘が、「楽しい~」と言って、喜んでほどいていたので、これはこれで良し。

かごめ編みで編み落とさないようにした工夫

翌日、再チャレンジです。

最初に編んだ時、マーカーをつけたのですが、何も考えずに30目ごとにしていたら、2目一度のところにマーカーがきて邪魔でした。

面倒なので、模様編みでもないしな・・・と、全部外した結果、間違いに気づけなかったので、やはりマーカーは必要だと痛感。

間違いに早く気付けるよう、マーカーで細かく分ける

最初と最後は1目ということを考えていなかったため、マーカーの位置と2目一度の場所が重なってしまったのが、前回のちょいミス。

10目ずつだと、まだ編み落としが心配だったので、今回は8目ごとにマーカーを付けることにしました。

最初と最後は、1目余分があるので、9目にして合計18目。

残りの72目を8目ずつ分けて、マーカーは合計10個で90目を分けました。

白いマーカーが見えにくくてすみません

編み進むときには掛け声

編み進むときも間違えないよう、細心の注意を払います。

掛け目と2目一度を1回すると「に~」

2回目に「し~」

3回目「ろく」

4回目「はち」

心の中でつぶやきながら編み、マーカーを移動させたら、チラッと再確認。

時間はかかりますが、この方法で、うんとうっかりが減りました。

かごめ編みで間違えていたポイントとその修正

気を付けてゆっくり編んでいるので、すぐに気づくことができましたが、何回か、あらっ!

ということがあったので、ご紹介します。

かごめ編みで8目も落としてしまった原因はこれ??

マーカーを付けていたからこそ、すぐに気づいたこともありました。

例えば、左の目を針の端へ寄せていた時に、うっかり落としていたり。

掛け目の前に、いらないところの目を拾っていたり。

上の2つは別々に起こっていたのですが、記録を取りながら思った、私が8目も落としてしまった原因はこれじゃないか?という予測はこうです。

まず、1枚目の写真のようにうっかり目を落としてしまうとします。

そこで、目が落ちていることに気づかず、編み始めようとすると、掛け目→編み目→掛け目。となっているはずです。

糸を左手にかけ直したりするときに、何度も2枚目の写真のように、うっかりいらないところを掛け目のように拾っていたことがありました。

そのため、ここで「あ、またいらないところを拾ってるわ」とその掛け目を落としてしまうと、2目1度が1回分。つまりひと目分落としてしまうということになります。

1枚目の写真のように、落としていても、すぐに気づけば、戻って拾い直すことは可能です。

そのため、マーカーはマメにつけて、チラッとだけでも見ながら進むと、修正は可能です。

2目一度2つを編んでいた間違いを修正

もうひとつ、気が付くと、目を落としていたことがありました。

下の写真は編みはじめなので、9目あるべきところが7目しかありません。

編み落としの場所まで戻ってみます。

戻ってよく見てみると、「掛け目+編み目」ではなく、「2目一度をした、編み目+編み目」を2目一度で編んでいます。

そっと戻ってみると、やっぱり間の掛け目が抜けています。

左の針の目をひと目、右へ移して、間の糸をすくいます。

間の糸をすくう方法は、作り方で紹介していた、マルティナさんの動画で詳しく説明してくださっています。

6分ごろからです。

単純作業の落とし穴。飽きと気の沈み

「同じ作業をずっと繰り返していると、無心になってくる」

と言えば、瞑想のようで聞こえはいいのですが、私の場合は、そのときの状態によっては、気の沈む考えがバックグラウンドでグルグルしているような感じになった時期もありました。

このままでは、ちょっとまずいな・・・

そんなとき、YouTubeでコーヒーのおいしい入れ方や、ぬか漬けの漬け方、時には、ミッツさんとナジャさんが喫茶店を回る楽しいチャンネルなどを見ながら、(聞きながら?)編み進んでいきました。

次はどうなってるんだろう?

ここはどうなってるんだろう?と、少し考えながら編むようなものでは、あまりこういうことは起こりません。

ただ、慣れてしまえば何も考えなくてもできる。

という編み方は、落ち着く人もいれば、気が沈むこともあるんじゃないかなと思いました。

それでも、編みあがるとうれしいので、いろいろと工夫しながら、完成させたいですよね。

耳に突っ込むイヤホンが嫌いな私がたどり着いたのが、イヤーカフ型イヤホンでした。

これで、子どもが横でYouTubeを見ていても、私は私で楽しみながら編み物できました。

かごめ編みショールを編んで見つけた間違えないコツのまとめ

最初は戸惑いながらでしたが、マーカーを使ったり、早めに対処したりで、なんとか大きなミスなく編み上げることができました。

ショールを使う習慣がないので、どのくらいの大きさがいいのか、まったくわからないまま編み進めたかごめ編みショール。

私の身長が150㎝で、しあがったショールが57㎝×175㎝だったせいか、ふわっと羽織ってみたら、まるでマント。

ちょっと、大きすぎて・・・と、羽織ってみたら、息子がぷぷっと吹いたくらい、ちぐはぐ感が満載でした。

鏡の前で、あーでもないこーでもないと子どもたちと笑いながらどんな巻き方がいいのかを試していたのは、いい時間になりました。

もしかしたら、あまり出番はないかも(笑)という気もしますが、この夏、何回かは使ってみようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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