運動会やプールなど、動きのある楽しそうな写真とは別に、職業イラストに組み合わせる写真や表紙の写真のように、ある程度、子どもたちの大きさを揃えて取りたい場面がありますよね。
今回は、子どもたちの大きさをある程度一定にして取るコツをご紹介します。
身長や顔のサイズなどは変えられませんが、条件を一定にすることで、ある程度揃った写真を撮ることができます。
こちらの方法で撮った写真で、職業イラストと顔を合わせたページの作り方はこちら
それでは、いってみましょう!
撮影場所と時間帯
職業の写真は、顔を切り抜くので背景はなんでもよいのですが、表紙は白背景がよかったので、幼稚園に相談したところ、普段はあまり使っていないお部屋をお借かりすることができました。
タイミングは、朝一番。
登園時か降園時のどちらかで話し合いましたが、降園時は特に女子の髪が乱れている率が高いだろうからと、登園してきた子から、順番に撮影していきました。
撮影することを保護者に連絡
撮影する場所と日程が決まったら、保護者に前もって伝えておきます。
男の子の寝ぐせも気になりますが、女子は髪型をきれいに整えてあげたいですよね。
そのため、撮影の日程を早めに伝えておき、前日にも再度、先生から連絡していただきました。
撮影に必要な大人の人数
撮る人がバラバラだと、写真を撮る条件も揃わないので、子どもを案内してもらう人と、撮影する人を分けました。
私たちが、同じ条件で撮影した写真は、下の2点です。
- 表紙用
- 職業の顔はめ用写真。
表紙は1パターンでよかったので、撮る人が1人、案内係が1人の合計2人で対応しました。
顔はめの写真については、人数的に3人の列と4人の列ができることが最初にわかっていました。
そのため、実際に切り貼りするまで1パターンの大きさで大丈夫か自信がありませんでした。
大きすぎて、4人の列に顔が入りきらなくても困りますよね。
そこで、子どもたちとの距離を変えて2パターン撮影することで、顔の大きさが2種類になるようにしました。
このように、大きさが2パターン以上になる場合は、案内する人+それに対応する人数(2パターンの場合は二人)がいた方が素早く撮ることができます。
ただ、後ほど紹介するように、距離が一定に保てるのであれば、ひとりの撮影者が前後に移動することで対応できます。
背景について
表紙に使う写真については、白壁の方がすっきりしていいように思いますが、一緒に入れたいものがあれば、入れて撮影しても思い出に残りそうですね。
顔はめのように背景を切り取ってしまうものは、あまりこだわらなくてもいいかもしれませんが、背景は白めの方が、髪との境目がはっきりして、切りやすいと思います。
子どもたちの人数とカメラの向き
カメラの向きは、表紙・顔はめ用ともに、横向きにして撮影しました。
表紙は子ども一人で撮影しました。
黄緑の四角が、カメラの画面になります。
102mm×152mmのKGサイズにプリントして、直径10㎝の円に切り抜きして使いました。
イメージだと、このような感じです。
顔はめは2人並んでもらって撮りました。
2人の写真は、この並びで距離を変えて、もう少し小さくなるように撮影して、合計2パターン撮りました。
カメラと写真のサイズの違い
スマホのカメラの設定と、写真のプリントサイズが違うと、端の方が切り取られることがあります。
下の画像は、しまうまぷりんとさんでKGサイズを選んだ時の画面ですが、実際の写真は赤い点線の中になります。
このように、切り取られることもあるので、すこし余裕があるくらいの大きさで撮影することをおすすめします。
撮影距離の統一について
できるだけ一定に撮るために、足元にテープで印を付けさせてもらいました。
そのテープを目印に、子どもと撮影者のそれぞれが立って、撮影しました。
撮影時の距離は、スマホのカメラで子どもを見ながら決めると、わかりやすいです。
お休みの子や、もう一回撮り直したい子はどうしよう?
お休みの子は、後日改めて撮影に行きました。
他には、気を付けて撮っていても、あとで見返すと、思ったよりも暗かったり、もうちょっといい表情が欲しい子がいたりしたんですよね。
そういう子たちも、あとで撮り直しにいきました。
その場でじっくり見直して、撮り直しが必要な子は撮り直せればよかったのですが、みんなワイワイなっていて、なかなかむつかしかったです。
でも、スケジュールなどの都合で、撮り直しがむつかしいこともありますよね。
なので、できるだけ、その場でしっかり見直すことをおすすめします。
写真の現像
写真が決まれば、あとは現像です。
私たちは、表紙はKGサイズ、職業の顔はめ写真はL版でプリントしました。
プリントで使ったのは、安くて速いと同じ文集係のママさんが普段使いしていた、しまうまプリント さんです。
L版は10円~、KGサイズは17円になります。(2023年7月現在)
アプリとパソコンの違い
しまうまプリントさんはアプリからとパソコンから注文できます。
下の画像は、パソコン版のトップページ➜写真プリントへ進んだページです。
アプリ版は①の【しまうまオリジナルプリント】のみの取り扱いになります。
しまうまオリジナルプリントは、ましかく・L版・2L版の3種類なので、L版だけが必要な場合などは、スマホから注文できます。
表紙でKGサイズを注文したい場合は、パソコン版の②【FUJICOLOR高級プリント】からの注文になります。
また、L版とKGサイズの2つを使うときに、写真の画質を揃えたい場合などもパソコン版からの注文になります。
安くて速いで人気のしまうまプリント さんですが、【FUJICOLOR高級プリント】には以下のような記載があります。
ご選択の商品(FUJICOLOR高級プリント)は異なるサイズを同時注文・同梱発送が可能となります。
そのため納期については通常より最大で3日長くいただいております。
しまうまプリント
工場の生産状況により、発送準備ができ次第順次発送いたします。
そのため、少し時間に余裕をもって注文しておくと安心ですね。
KGサイズの注文枚数を変更する方法
パソコンから注文しようとして、注文枚数が変えられない・・・と思って調べたので、スムーズに進めるように紹介しておきます。
【FUJICOLOR高級プリント】で写真をアップロードすると、下のような画面になります。
①初期設定はL版で1枚となっています。
これを変更するには②の【プリント一括設定】をクリックします。
接待画面が開くと、いろいろなサイズがあります。
使いたいサイズの下に、枚数を選ぶところがあるので、今回はKGサイズを1枚にし、一番下の設定をクリックします。
一括設定が行われます。よろしいですか?と聞かれるのでOKにすると、下の画面になります。
①【KGサイズ1枚】になっていて
②も1枚プリントになっています。
まとめ
子どもたちの写真を、一定の条件で撮影する方法、いかがでしたでしょうか。
いい写真が撮れるヒントになれば幸いです。
素敵なアルバムができますように!