青梅1.7㎏で初めての梅エキス作り「ちいさな瓶」ってどのくらいの大きさ?

手作り保存食
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梅エキスのことを初めて知ったのは、東城百合子さんの『家庭でできる自然療法』という本でした。

私は大阪市内に住んでいるので、砂療法や野草を使ったことなどは、身の回りでサッとできる環境ではありません。

でも、梅なら季節が巡ってくれば、近くのお店にも並ぶし、いつかやってみたいなと思っていました。

でも、文字だけではどうしても仕上がりイメージがわかず、なかなか一歩を踏み出せませんでした。

そして、少し暑い日も出てくるようになった四月の終わりのある日、本屋さんで見つけたのが、『まいにち梅づくし生活』です。

パラパラと見て、あ!写真付きで梅エキスの作り方が出ている!

友達との待ち合わせ時間ギリギリだったこともあり、そのままレジへいき、購入しました。

そしてやっと、初めての梅エキス作りに挑戦。

小瓶ってどのくらいの大きさ?

時間はどのくらいかかるんだろう?など、始める前に疑問に思っていたことの結果をお伝えします。

また、たいてい梅は1㎏で売っているし、1㎏で作ってみたらどうなるのかな?という好奇心もあり、このあと、実家用にも1㎏の梅で作ってみました。

そちらは、記事の後半でお伝えしますね。

1.7㎏の青梅からとれた梅エキスの量とかかった時間

たくさんの梅から、少ししか取れないという梅エキス。

小さい瓶と言っても、どれくらいなんだろう??

ダイソーの棚の前で、うーんとしばらく悩み、購入したのが下の3つです。

真ん中か、右側にうちの分を入れて、一番左のちいさな瓶は、おすそ分け用にしようかな。

というのが、この時の仕上がりイメージでした。

ところが、鍋で煮詰めて、そろそろ瓶に移してもよさそうになった頃、200mlは大きすぎるなと判断。

50mlには入らないかな?

いや、でも、150mlも大きすぎる気がする。

入らなかったら入らなかったときに考えよう!

と、50mlの瓶に入れてみたら、みごとにピッタリでした。

1.7㎏の梅から50ml。

取れるのは本当に少しです!!

50mlの瓶に入った梅エキス
サイズ感が伝わりやすいように、使いかけのマステと並べてみました。

梅エキスを作るのにかかった時間

朝、梅を買ってきて、あく抜きのために水に浸けている間に昼食。

昼食後から、梅エキス作りに取り掛かりました。

今回は、ハンドブレンダーとセットになっている、チョッパー(ミキサー?)を使い、梅を絞ったところで、おやつ休憩。

そのあと、煮詰める工程に入りました。

ご飯や休憩も含め、あく抜きから瓶詰までで、かかった時間は5時間くらいでした。

使った材料と道具

南高梅は2㎏を購入しました。

1㎏が税込み1500円くらいで、2㎏で約3000円です。

作り方が載っていた本の中に、梅300gを使ったシロップのレシピが載っていたので、せっかくだからと、300gをシロップ用によけて、梅エキスには1.7㎏を使用しました。

梅エキス作りに使った道具

  • ハンドブレンダーとセットになっていたチョッパー(ミキサー?)
  • 直径㎝のボウル
  • ホーローの片手鍋
  • 持ち手のついた浅型のザル(深型使用から浅型に途中で変えています)
  • さらし 生地巾×50㎝
  • 包丁とまな板
  • 木べら
  • 瓶(50ml)

参考にした作り方の本と後で知ったYouTubeの作り方動画

4月の終わりに立ち寄った本屋さんで見つけた、梅の本。

パラパラと見て、梅エキスが載ってる!!ということで購入しました。

今回は、この本のみを参考にして作ったのですが、あとでYouTubeで検索してみたら、作者の方の動画がありました。

煮詰めていった最終、どのあたりで切り上げるのかを迷ったのですが、動画だとわかりやすかったです。

また、本では包丁で実と種を分けていたのですが、動画では、まな板とまな板で挟んで分ける方法が紹介されていました。

実際に梅エキスを作った流れ

ここからは、梅エキスを作った流れをご紹介していきます。

まずは水に浸けてあくを抜きます。

つけている間に、お昼ご飯を作って食べました。

ご飯を食べて少し休憩した後、梅の実と種を分けていきます。

こんな風に、少し茶色くなっているところは、取りながら包丁で切っていきました。

左が実で、右側が種です。

包丁で切るこの工程が、40分くらいと、思っていたより時間がかかりました。

種はとりあえず置いておいて、実をブレンダー(チョッパー?ミキサー?)でつぶしていきます。

この工程は、スムーズにいきました。

ここでいったん、おやつ休憩をはさみます。

一番右が、絞る前の実

真ん中が、鍋にセットしたザルと晒

一番左が、絞りカスを入れるボウルです

右から左へと作業していきます。

上の写真では、深型のざるを使っているのですが、これは絞った汁に、これから絞る実が浸かることになってしまう・・・

と、気付き、浅型のざるに変えました。

全部の梅を絞り終わりました。

結構な量がありますね。

これを煮詰めていきます。

煮詰めて梅エキスにする前の、果汁

少し煮て、あくを取ったからか、緑が濃くなっています。

午後3時30分ごろ

中火ぐらいの火にかけて、約30分後

かなり減ってきました。

あと10分で仕上がりです。

先ほどから約10分後。

ここでいい?

もう少し煮詰める?

ちょっと悩みましたが、ジャムとかのように、冷めた後でカチカチになっても嫌だな。

と、思ったので、本ではもう少し筋が幅広いように思いましたが、ここで切り上げました。

煮詰めるのを終わらせて完成した梅エキス

1㎏の青梅では作りにくいの?

本では、量が少ないため、最低でも1.5㎏の梅を使うようにと書かれていました。

でも、だいたい梅って1㎏で売っているんですよね。

今回、実際に梅エキスを使ってみて、これはいい!と思ったので、実家の両親へも作ることにしました。

二人なので、少し量が少なくてもいいんじゃないかということもあり、1㎏の梅で作ってみました。

途中、1.7㎏の時よりもサラサラの状態で、かき混ぜると底がうっすら見えてきたので、やっぱり少なかったかなと思いましたが、無事に完成しました。

1㎏の青梅から取れた梅エキスの量

前回、作った後に、梅ボーイズさんの動画を見たところ、煮詰め方が足りなかったんじゃ??と思いました。

そのため、今回は、筋がたくさん残るくらいまで煮詰めた結果、50mlの瓶の半分くらいになりました。

1.7㎏では50mlの瓶にいっぱいだったので、より濃縮されて、こんなものかな。という感想です。

1㎏の梅からできた梅エキス

1年でどのくらい減るのかがわからないのですが、来年まで持ってくれるといいなと思います。

青梅1.7㎏で梅エキス作りに挑戦「ちいさな瓶」ってどのくらいの大きさ?まとめ

1.7㎏の青梅から取れた梅エキスの量は、50mlの瓶にぴったりでした。

初めて作った梅エキス。

というか、市販の梅エキスも購入したこともなく、周りで作っている人もいないので、実物を見たことがありませんでした。

そのため、もう少し煮た方がよかったのかな?というのが、少しだけ気がかりです。

でも、煮詰めすぎてカチカチになったという作った感想も何かで見たので、お箸ですくって、ゆっくり少しだけ垂れる。

くらいの今の固さでよかったのかなとも思います。

煮詰めるのをどこでストップするかで、できあがりの量は変わってくるかと思いますが、これから梅エキスを作ろうという方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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