この冬帽子を5個編んだ中で見つけた役立つこと

ミシンや編み物で作ったものの記録
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この秋~冬。

私は帽子を編むことにハマっていました。

きっかけは、子どもたちがインフルとコロナのダブル感染で、家にこもりっきりになってしまったときの、夫とのちょっとした行き違い。

しばらくすれば、もやもやはおさまるだろうとはわかってはいたものの、どうしてもむしゃくしゃした気持ちがおさまらなかったある日。

そうだ!帽子を編んでみよう!!

と思い立ち、夫に子どもを見てもらっている隙に図書館へ。

帽子の編み方が載っている本を借り、100均へ毛糸を買いに走りました。

それから冬休みが終わるころまでに編み上げた帽子は5つ。

編み物はしたことがあったものの、帽子は初めてだったのですが、すごく楽しい時間を過ごせました。

次の冬にも、どんな帽子やマフラーを編もうかと、今からワクワクしています。

でも、そのころにはきっと、この冬に見つけて役立った情報は、忘れてしまっています。

そして、暴走して失敗した内容も・・・

そのため、私の忘備録として。

そして、初めて帽子を編む方のお役に立てるように、まとめておきたいと思います。

編んだ帽子5つ

左側は、初めてなのに小顔仕様にしようと、勝手なアレンジで針の太さを変えて大きくなりすぎた1作目。

それでもあきらめられずにレシピよりも1つ号数を大きくして作って、なんとかピッタリだった2作目。

一番下が、娘用に7号で編んだ3作目。

左のアランニット帽が、自分用にアレンジして編んだ4作目。

1番むつかしそうだな、と思いながら、編み始めたら新しくて楽しく編めた娘用の5作目。

編み方の本

最初は、勢いがあるうちに取り掛かりたかったので、図書館にあった中でよさそうだった右側の本を参考にしました。

1つ目を編んでいる時期に、他の本もいろいろ見て、作ってみたいのが多かった左側の本を購入しました。

1~3作目までは、「ヨーロッパの手編み2013」の中の、下の写真のレシピで編みました。

白ベースの2つの帽子は、手編みのニット帽子の中から、アランニット帽と、ノルディック柄です。

自分用に作ったアランニット帽。

後ほど失敗を公開しますが、「ゴム編み部分は折り返した方が小顔効果が狙えそう」と、またまた勝手にアレンジして、やり直しが入りました。

娘は7歳で、子ども用サイズでもピッタリそうだったのですが、これから大きくなることだしと、大人用で作りました。

これは、ヤーンガイドnに初挑戦!

編んでいてすごく楽しかったし、できあがりがかわいかったので、次は自分用にも作ってみたいです。

使用した毛糸

最初に買ったのは、キャン★ドゥのほんわかひつじちゃんでした。

本では並太指定だったのですが、いいのがなかったので、合太を買いました。

帽子1つにつき、必要な毛糸は並太が100g。

娘と2人分のつもりで合太を8玉200g買ったのですが、糸が細かったからか、結局3個編めてしまいました。

100均のウール100%では、なかなか気にいる色が見つからなかったので、冬休みに入った12月27日に、娘と2人でユザワヤさんへ行きました。

そこで見つけたのが、ピュアウール極太10玉入り税抜き980円です。

100均より安いじゃないか!!

色は全色揃っていませんでしたが、見本の色を見た中で一番気に入った白は残っていたので、喜んでゲット。

娘が選んだラベンダー色は、違う種類の毛糸で2玉600円くらいでした。

役に立ったサイト

編み物経験者ですが、細かいところで疑問がいろいろと出てきた、初めての帽子編み。

ここからは、本だけではわからず、ネットで調べて取り入れたことをご紹介していきます。。

輪のつなぎ目をきれいにする方法

1つ目の帽子を編んだ時、1段目の終わりと2段目のつなぎ目が、どうしても伸びてしまうことが気になっていました。

編んでる間に気にならなくはなですが、やっぱり最初からキュッとしまっていた方が気分がいいな。

2つ目を編むときに、いい方法はないかと調べていた時に見つけたのが、この動画です。

3:40ごろからになります。

糸をつなぐ、はた結び

毛糸をつなぐとき、なにかほどけにくい結び方があったはずだけど、すっかり忘れてしまっていました。

そこで、ほどけない結び方をいろいろと調べていて見つけたのが、はた結び。

いくつかのサイトを見てやってみたのですが、なぜか引っ張るとスルスルほどけてしまう・・・

同じようにやってるはずなのになぜ??

やっとのことで、ちゃんと結ぶことができたのが、このサイトの結び方でした。

「はた結び」の結び方と、ビーズ織りとはた結びの関係とコツ
はた結びの結び方と、ビーズ織りとはた結びの関係とコツ

帽子の頭頂部の絞り方

これは、じっくりみても、何回かやり直した難関。

「二重の絞り止め」でした。

参考にしたのは

【棒編み】しぼり止めのやり方。ニット帽の最後に
帽子や手袋の指先など、筒状のものを閉じる方法「しぼり止め」のやり方を詳しく解説します。

使ってよかった小物

はじめは10年以上前に購入したであろう、家にあった左側の、目を数えるための道具。

気付いたら外れていることが多かったので、セリアで見つけた、真ん中のものに変えたら、外れなくて快適でした。

一番右は、編み針キャップ。

編んでいない時に、はめておいて、目が外れるのを防ぎます。

ヤーンガイド

初めての柄編みに挑戦した、娘のノルディック柄ニット帽。

編み始める前に調べていたら、ヤーンガイドというものがあれば、編みやすいということを知りました。

もともとは、おゆまるくんで作っている方の動画を見たのですが、作っている時間がもったいないなぁ。

なにか他にいいものは・・・とコメント欄を見ていたら、ヤーンガイドとして売っているという情報を見つけてさっそくポチ。

とっても快適に編むことができました。

数々の失敗

楽しかった帽子作り。

でも、その中でもいくつかの失敗がありました。

次は同じ失敗をしないよう

ここに記録しておきます。

輪になったあと、しばらくして「メビウスの輪」状態なことに気づく

1つ目の帽子のとき、編み始めて少したったころ、大きさを確認するために、ちょっとかぶってみました。

あれ??

なんだかねじれてる??

何回まっすぐにしようとしてみも、ねじれてしまっています。

どうやら、編みはじめの1段目か2段目かのどこかでねじれてしまっていたようです。

ネットで調べてみても、やり直すしか解決方法はないらしく、ほどいて1からやり直しました。

小顔効果を狙って針を少し太くしてみたらデカくなりすぎて失敗

常々、私は小顔にあこがれて過ごしています。

ニット帽は、ピッタリしていると顔がより大きく見えてしまいませんか?

モデルさんの小顔っぷりを見ても、「この大きさじゃ、きっと顔が大きく見えるはず」

と、針の太さを変えてみることにしました。

たまたま家にあったのが、10号の輪針。

これくらいでいいんじゃない?

と、なにも考えず7号のレシピを10号で編んでみたら、大きすぎて大失敗!

しかも、たぶんこの10号針は60㎝なんですよね。

作り方をいろいろ見てみると、帽子はだいたい、どれも40㎝の輪針。

これも後で調べたら、大きいもので編むと大きくしかできないそうです。

(当たり前・・・)

よく考えずに爆走しすぎました。

それでも、めげずに編んだ2作目。

失敗したにもかかわらず、やっぱり7号では小さすぎる気がする。

そこで、8号で編んでみたら、なんとかピッタリになりました。

ゴム編みを折り返しにしようとしたら、表と裏を間違えた

そしてまた、小顔対策アレンジの失敗です。

本を何回もパラパラと見て、自分用に編んでみようと決めたアランニット帽。

とってもかわいいけれど、ゴム編みを折り返しにすれば、小顔効果が狙えるんじゃない?

と、いうことで、ゴム編み部分を倍にして編んでみることにしました。

さあ、張り切って倍の長さを編み、いよいよ模様編みに突入!

ちょっと折り返してかぶってみようとしたときに、あれ??

このゴム編みって、表3目裏2目の変わりゴム編み。

このまま折り返したら、表2目裏3目になってしまうじゃないか。

裏返して編まないとダメだったんじゃ・・・?ということに、やっと、やっと、気がつきました。

しかも、折り返すんだったら、針も細い方にした方がよくない??

と、いうことで、またまた1からやり直しです。

やりなおしだー!!とほどいている途中の写真です

苦戦した最後の絞り

最後は2重に絞る閉じ方にしました。

でも、糸を通した後、1周目から引っ張るとのこと。

でも、どこから引っ張ればいいのかがよくわからない・・・

あらぬところを引っ張って、無駄なたるみがでたりと、苦戦しまくりました。

今振り返ってみると、1周目の最初のところに印をつければよかったのかな?

そして、進んでいく方向に色違いで印をつけておけばわかりやすかったのかもしれないです。

なんとか仕上がりはしたのですが、もっとスマートにできるように、次への課題です。

まとめ

これまで、マフラー、セーター、ベスト、湯たんぽカバーな、鍋敷き、子どもが生まれたときのお祝い着(?)など、いろいろと編んできたのですが、なぜか編んだことがなかったニット帽。

ちょっとした隙間時間にサッと数段編むだけでも楽しく、これはいい気分転換だ!と、大喜びしました。

帽子のレシピを探しているときに、かわいいマフラーの編み方もいろいろあるんだなぁと思ったので、次は、マフラーと帽子を編むのを楽しみにしています。

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