この記事を書いているのは5月。
いよいよ夏が近づいてきました。
ちょっとした買い物にも、水筒やサングラスなど、荷物が増える季節ですよね。
これまでは、パターンレーベルさんのサコッシュを使っていました。
でも、この1年ほどで、眼鏡生活になり、ちょっと出かけるのにも荷物が増え、サコッシュでは入りきらないように。
そこで、材料を買ったまま止まっていた、フラップショルダーバッグに着手しました。
サイズはMサイズです。

正直、材料を揃えていたものの、フラップのファスナーがなんとなく引っかかっていて、やっぱりトートバッグがいいかな・・・
などと悩みが生じ、なかなか手が出なかったのもありました。
ただ、作ろうとしてはやめ・・・を何回か繰り返している間に引っ越しがあり、改めて材料を見渡した時には、なぜかファスナーがありませんでした。
あれ?これ、なくてもよくない?
いや、ない方が私好みでちょうどよくない?
あるものを付けないことにはなぜか踏ん切りがつかなかったのですが、ないとなると、堂々とファスナーなしで作れるわ!と妙な強気が発動。
あっという間にできあがりました。
フラップショルダーを作った記録のポイント
- フラップショルダーのファスナーを省いた
- 背胴側にポケットを付けた
- 背胴切り替えのつけ方を間違えてやりなおした
- 表生地と裏生地の色が違っていたので、ミシン糸も上と下で変えた
- 表生地と裏生地を合わせるとき、ズレないように、縫い代を割ったところだけを先に縫ってズレを最小限に
- 最終、肩紐をつけるときに、裏生地が思いきりズレていた。

使った材料と作り方

- パターンレーベルさんの型紙
- リバティ ピーター・メドゥ
- 接着芯 はりはりらくはり
- ヴィンテージ ナイロン ワイド巾 15色
- シーチング ヒヤシンス
- ミシン糸 シャッペスパン60番
- パターンレーベルさんのファスナーセット
本体に使ったヴィンテージ ナイロン生地は縫いやすかったです。
リバティはピーターラビットが隠れているものです。
ミシン糸は家にあるものを使いました。
表背胴にポケットをつけた
Step14のあと、15へ進む前に背胴にポケットを付けます。
(写真は背胴切り替えを間違えて付けた後にポケットつけをしたので、説明と図が少し違っていますがすみません)
ポケットは、内ポケットの型紙をそのまま使いました。
つけた場所は、写真のように、切込みから内側4.5㎝、底の切込みから2㎝のところです。

このままだと、ポケットが、だらんとならないかな?と気がかりだったので、初めは手で付けられるプラスナップにしようかと考えました。
ただ、うまくいくかわからなかったので、穴をあけてしまうのはダメだった時のダメージがでかい。
そこで、真ん中に仕切りの縫い目を入れました。
結果は、入れたかった鍵とICカードがピッタリ入る、いい大きさのポケットになりました。
でも、もしかしたら、手の大きい人は入らないかも??
という大きさなので、ちょっと真ん中で押さえながら手を入れてみるなどして、できる範囲で試してみることをおすすめします。

やり直しが入った背胴切り替えをつけるところ
なんとなく、これでいいのかな?と思いながら進めてたStep15と16
おかしさにはっきり気付いたのはStep17にきたときでした。
下のマチで折って、上がピッタリ合うはずのところが、明らかに合いません。

下の写真は縫い代を倒して縫ったところです。
これで合ってる?って写真にメモしてあったので、何か違和感を感じてはいたのだろうけど、このときはわからず。

あらためて「縫い代を背胴側に倒す」の説明の図をよく見ると、背胴切り替えは添えて縫っているだけ。
背胴切り替えを折ってる時点で間違ってるよね。
一度ほどいて正しくやり直した結果、作り方の図の、裏側から撮った写真がこちら
表にした背胴の上に背胴切り替えを重ねるだけ!!

こんな単純なこと、どうやって間違えるの??
ただ、正しくは、背胴の表(セットになっているフラップは裏)と、背胴切り替えが、中表です。
おそらく、OK!「中表」ね!
と、パッと見たフラップと背胴切り替えを、中表に縫ったんだろうと推測されます。
表生地と裏生地で色が違う時の対処
使用する生地にもよると思いますが、私が使った生地では、表生地と裏生地を合わせるところと、肩紐をつけるところで、外と中の色がかなり違いました。
表生地と裏生地を合わせたところ(バッグの入り口の2本ラインのところ)では、あまり気にせず、ピンクの糸で縫っています。
写真右側は肩紐を付けたところです。
肩紐の色に合わせて、黒で縫ったのですが、内側が黒で目立ちますよね。
特に気にならない場合は、このままでもいいと思うのですが、試しにミシンの下糸を水色に変えてみたのが、左側の写真です。
ところどころ、黒糸が出ていますが、右側の写真よりは、目立たなくなっています。

もし、黒を目立たせたくない場合は、下糸を裏生地に合わせると、こんな風に目立たなくなります。
本体を合わせるとき、どうしたってズレてしまうのは私だけ?
表生地と裏生地を合わせて縫うバッグを作ると、一周回ってきた最後のところで、どちらかの生地が余ってしまい、困ることが多いです。
今回も、縫い代を割って合わせているところから、次の合わせているところまで縫っていくと、見事にずれていました。
この継ぎ目?が合っていると、外から見てもきれいなので、多少ズレてもここだけは合わせておきたいところ。
そこで、まずは、縫い代を割って合わせているところだけを縫いました。

その後、縫い代の割っているところから次の割っているところまでを縫っていきます。
そしてやっぱり、水色の生地がズレてしまいましたが、次の縫縫い代の割れ目は、先に合わせて縫っていますよね。
そのため、裏布を少し寄せて縫うことで、ここでいったんリセットです。
続けて縫っていっても、最後にはなぜかやっぱりズレています。
ここも、少し寄せて縫って、完成です!

ちょっとくらいならズレても大丈夫
今回使用した生地は、表生地は撥水ナイロンでまったく伸びない生地。
裏布はシーチングで、ひっぱれば多少伸びる生地でした。
できるだけ伸ばさないようにしていても、なぜか余ってしまいました。
今回とは逆に、表生地がズレてしまうこともあるかもしれません。
その場合、寄せて縫ったところが、どうしても見えてしまいます。
でも、縫い代を割った部分を2カ所とも初めに縫っておくことで、ズレが一周分たまるよりは、寄せるところは分散されるため、目立ちにくくなります。
上手な人からすれば、そんなこと!と思われるかもしれませんが、どうやってもズレるときはあります。
きれいじゃない・・・と、へこむよりは、できるだけダメージを少なくして、完成した喜びを味わう方がいいですよね。
そのため、もし、1度やってみて合わなかった場合など、よかったら試してみてください。
最終、気のゆるみで裏生地が思い切りズレたけど、もう気にしない
ズレを最小限に・・・と、頑張ってここまできました。
が、最終の肩紐を付けた後に内側を落ち着いて見てみると、思い切りズレています!

ただ、表側から縫っただけあって、見た目は大丈夫です。
そして、使用感も気にならなかったので、このまま完成です!

最終でズレてしまいましたが、もし、やり直すとしたら、ズレていないか、裏生地にも気を配って縫おうと思います。
フラップショルダーバッグにポケットを付けて見たのまとめ
フラップのファスナーをつけなかったことで、やり直しがなければ、けっこうサクサク作れたフラップショルダーバッグ。
私はスマホも肩から掛けているので、フラップをあけたり閉めたりするときには、ちょっとゴチャつきます。
フラップ部分のファスナーを付けなかったので、そのままだと、ちょっとしたものを出し入れするのに、きっと手間取ったと思います。
でも、外側にポケットを付けたので、カギやティッシュ、ICカードなどは楽に出し入れできるので、付けてみてよかったです。
サコッシュ、リュック、ワンショルダーなど、パターンレーベルさんのカバンは、これまでいろいろと作ってきました。
でも、まだ服系は縫ったことがないので、いつかチャレンジしてみたいです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございます。