カラー帽子をお花でデコ

作り方を紹介している小物
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4月になり、娘は幼稚園の年長さんになりました。

年少さんのときは、市販のワッペン、年中さんはワッペンを買いに行くのをすっかり忘れていて、手持ちの生地を娘が書いたハート形に切り抜いたものをワッペンにしてつけました。

もう、カラー帽子をデコることもないので、今年は頑張ってお花でデコることに。

いろいろと工夫した結果、お友達のママさんたちからもかわいいと言ってもらえる仕上がりになりました。

保育園帽子のアレンジや、カラー帽子を女の子使用にデコるやり方の参考になれば幸いです。

園帽子をデコるときに気を付けたこと

  1. 運動会などで見つけやすいように
  2. 頭のてっぺんには何もつけない
  3. かたい素材は使わない

わが子を見つけやすくする

どんなふうに園帽子をデコるにしても、1番に気を付けたいのは、自分の子どもがわかること

私服の保育園だと、服で見分けることもできますよね。

でも、同じ体操服を着ている幼稚園や保育園だと、運動会などで動画を撮っていて、ふとよそ見したあとに、感じが似ているほかの子をスマホで追いかけていた・・・なんてこと、ありあせんか?

そんなうっかりを防ぐためにも、目立ちやすいものをつけることをおすすめします。

今回はお花を手作りしましたが、テープだけなら、もっと太くてもよかったと思います。

そして、ワッペンなら、小さいのをチラホラ。よりも、大きいのをドン!とつけた方が、見えやすくなります。

頭のてっぺんには何もつけない

カラー帽子のアレンジなどで調べていると、頭のてっぺんに飾りをつけている方が多くいらっしゃいました。

頭のてっぺんにつける飾りのいいところは、全方向から見えること。

大きなリボンなどは女の子なら喜びそうですよね。

しかし、娘が通う幼稚園では、体育あそびでマット運動などをします。

頭をつけて前回りをするときに、大きな何かがついていたら・・・

きっと、やりにくいですよね。

そんなわけで、頭のてっぺんに飾りはナシとしました。

かたい素材は使わない

お花の中心部を、クルミボタンや普通のボタンにしようかな、と考えたのですが、予測不可能な動きが多いこの世代。

かたいものは、どこで誰に当たって痛い目をするかもわからないので、使用はひかえました。

この3点に気を付けて仕上げたのが、下のカラー帽子です。

カラー帽子をアレンジした結果

首の日よけ部分に、チロリアンテープと、手縫いで作ったお花をつけました。

これで、たぶん、後ろと右側はカバーできているはず。

次に左から見たときにわかるように、帽子部分にお花をつけました。


前側にもつけるとやりすぎかな・・・と思ったので、今のところつけていません。

使った素材

テープは1㎝幅のチロリアンテープ

生地はブロード・TCブロード

練習ではシーチングでも作ったのですが、もう少し薄いブロード系の生地の方が作りやすかったです。

カラー帽子をお花でデコる方法

テープを縫い付けます

まず、日よけの部分を外して、テープを縫い付けます。

特に待ち針も使わず、そのまま縫い付けていきました。

今回、テープは紫、帽子の裏は白になっています。
そのため、ミシンの上糸を紫、下糸を
生成にして縫っています。

カラー帽子の日よけ部分の裏表。

花びらを縫いながらつなげていきます

お花の大きさは直径約6㎝

花びら1枚の大きさも直径6㎝で、お花1つにつき5枚使います。

厚紙に6㎝の円を描いて、型紙にすると、サクサク作れますよ。

丸く切った布を半分に折り、端から3㎜ほどのところをぐし縫いします。

ぬい目の幅も3㎜ほどで縫いました。

どちらも2~5㎜くらいなら、だいたいで大丈夫です。

ただ、端からの幅は、同じ花なら同じくらいにした方が、花びらの大きさがそろうのできれいになります。

引っ張りながら縫っていって、花びら5枚をつなげます。

最後は、もう一周、糸を引っ張りながら縫って、花びらは完成です。

お花の中心部の大きさ

お花の中心は4.2㎝に切った布を使いました。

内側を円形に縫っていくので、少し小さい型紙で内側に円を描いておくと、きれいに縫えます。

今回は、中の円は直径3.4㎝。

端から同じ幅で縫えればいいので、なくても大丈夫です。

この、中心部の円は、5㎝、4.6㎝の大きさも試したのですが、娘も私もは4.2㎝が一番かわいく見えました。

ただ、好みによっては大きいほうが好きな方もいると思うので、3種類の写真も載せておきますね。

お花の中心を作ります

作り方はヨーヨーキルトのように、端から数ミリのところを縫っていき、最後に糸を引いてしめます。

初めに作ったときは、中の線は書かずに縫いました。

ヨーヨーキルトでは縫い目は大きいほうがきれいにできるようなので、少し大きめにザクザクと縫っていきます。

一周縫い終わったら、糸をぐっと引っ張り形を整え、そのあと2~3回、下の写真のように、縫います。

続いて、このまま花の中心へ縫い付けます。

花の中心の端に針を通し、今まで縫ってきたところを花の中心に差し込むようにして、周りを縫い付けていきます。

半分以上、縫い付けました。

花びらの、ひだになっているところをいくつかすくって縫い付けていきますが、指だけだと針を押すのが大変なので、指ぬきがあると便利です。

私は、テーブルで針のお尻をグイグイ押して通していたので、気にならなければ、それでも大丈夫です。

花のモチーフをカラー帽子につけていきます

いよいよ、最後の工程!

花を帽子に縫い付けていきます。

そのままだと、ずれてくるかも?と思ったので、花びら一枚ずつを手縫いで仮止めしました。

仮止めといっても、しつけのようにきちんと縫うのではなく、裏から表へ針を出して、玉止めしているだけなので、簡単です。

ミシンでお花を縫い付けていきます。

テープを縫い付けた時のように、ここでも、ミシンの上糸は花の色、下糸は帽子の裏側に合わせて生成(白でもOK)にしています。

花びらの外側が、くるんとなっているのを、どうしようかと悩みましたが、目打ちを使って広げられるところは広げて縫い付けました。

途中、このままだと広げるのにはむりがあるな、というところは内側へたたむようにしています。

写真は目打ちではなく、リッパーですが(汗)

日よけ部分のお花です。

帽子のサイドにつけた、紫の花。

ちょうど、裏側は記名する場所でしたが、そのまま縫い付けました。

完成しました!

まとめ

ワッペンよりも、うんと手間がかかるお花デコ。

帽子の現物が来るまでは、最終的な色合わせが決められず。

いざ合わせてみると、春休みに作っていたお花よりも、やっぱりこっちの色の方が・・・となって、作り直した色もあったので、バタバタしました。

でも、幼稚園でもかわいいと言っていただくことが多く、親子ともども大満足な仕上がりになり、頑張った甲斐がありました。

小学校ではできない、帽子のアレンジ。

かわいい帽子デコの参考になれば、うれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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