この5月、小沢健二さんのコンサートへ行くことになりました。
「できればモノクロコーデで。」
という、楽しい提案付のライブ。
でも、私は普段、モノクロームは全く無縁。
そこで、父か母に使ってもらえそうなグレーで、ライブ用のニュースペーパーバッグを作ることにしました。
ポケットが多く、組み立て時には、やはり右往左往する部分もありました。
そのぶん、仕上がったときの達成感は大きかったです。
またいつか、自分用にも作りたいので、悩んだところの覚書として、記録しておきます。
そして、同じようなところで、ここは??と、疑問に思われた方の参考にもなれば幸いです。
- ニュースペーパーバッグの完成品
- 使った型紙と材料
- 型紙から生地へうつすときに見落としやすいノッチの場所
- Step8 移動カンの裏って??
- Step16 ノッチが抜けていてマチポケットのつけ場所を間違えた
- step21 マグネットホックの上下に貼る布
- Step24 仕切りポケットを端から端まで縫ってしまってやり直し
- Step28 タグのつけ位置とマチと前胴のズレ
- Step30 前胴(表側)は前胴(裏側)??
- Step31 仕切り布をよけながら縫うって?
- Step33 少しずつズレが出た、本体と天口見返しを縫い合わせる工程
- Step34 天口見返しからステッチをかける
- Step35 1mm控えるってなんだ?
- ニュースペーパーバッグを作ってみたのまとめ
ニュースペーパーバッグの完成品
中身がけっこう入っているのと、今回使った生地が、けっこうしっかりしていたので、自立していますが、生地が変われば、もっとクタッとした感じになりそうです。
使った型紙と材料
型紙と作り方は、パターンレーベルさんのものを使いました。
パターンレーベルさんの型紙ではこれまで、サコッシュやエコバッグ、リュックを作りましたが、今回はパーツが多く、リュックの次に苦戦しました。
型紙はコピーして使っています。
生地と合わせた針と糸
使った生地は、ナイロンオックス
ハイパーコーティングというもので、エコバッグに使うナイロンオックスよりは、かなりしっかりしています。
楽天の布1000ネットショップさんでは、生地サンプルもあったので、次の時用に一緒に購入しました。
糸は普通地用と厚地用で少し悩んだのですが、厚地用はあまり使わないので、普通地用にしました。
針も普通用で、折れずにいけました。
針と糸は大丈夫だったのですが、まち針が抜けにくく、上についている玉がいくつか取れてしまいました。
参考まで。
副資材と接着芯
マグネットホックや移動カン、内巻テープなどは、パターンレーベルさんでセットになっているものを購入しました。
接着芯は薄手とありましたが、薄手が手持ちになかったので、家にあったプレシオンのはりはりらくはりを使いました。
接着芯は、安いという理由で不織布タイプを使っていたのですが、プレシオンを使ってからは、こちらの方がダンゼン貼りやすく、まとめ買いをして置いています。
型紙から生地へうつすときに見落としやすいノッチの場所
毎回なのですが、私が見落としやすいノッチの場所が2つあります。
- 「わ」になっているところのノッチ
- 実線や縫い線の延長にあるノッチ
「わ」になっているところは、だいたい折り目が付いているので後で気づいても、まだわかりやすいです。
でも、線の延長線上のノッチは、あとで型紙を出してきて合わせないとわからないので、抜けがないように気を付けています。
今回は、コーティングされている生地だったので大丈夫ですが、オックスなどのように、端がひらひらしているような生地の時は、ノッチが浅いと、縫うときに端に紛れてわからなくなるので、しっかり入れておくといいです
次からは、ニュースペーパーバッグの作り方の手順で、間違えたところを覚書として書いていきます。
Step8 移動カンの裏って??
何度も使ってきたこの移動カンに、裏表があることを、今回初めて知りました。
真ん中の棒の、輪になっている部分が開いている方が、裏になります。
Step16 ノッチが抜けていてマチポケットのつけ場所を間違えた
あんなに気を付けていたつもりのノッチが抜けていました。
やり直しです。
step21 マグネットホックの上下に貼る布
この、マグネットホックを付ける工程は、マグネットホックに詳しい付け方が添付されていました。
それを見て、初めて上下に布を貼ることがわかりました。
ただ、接着芯を薄手ではなく、普通~厚地くらいのものにしていたので、下の布は省きました。
もともとの生地も厚手のため、上の布もあまり厚くない方がいいのかな?ということで、ローン生地にしました。
Step24 仕切りポケットを端から端まで縫ってしまってやり直し
「ポケットの上側はStep12と同じように」と書いているのを見落としていました。
両端とも、5㎝ほどほどいて、やり直しました。
Step28 タグのつけ位置とマチと前胴のズレ
タグは、前胴側に付けました。
マチと前胴がズレたので、やり直したのですが、結局またズレたので、もうそのままいきました。
Step30 前胴(表側)は前胴(裏側)??
前胴(表側)となっているところが、生地の裏側の色になっています。
前後を読み込んで読み込んで、前胴(裏側)ということで進めました。
問い合わせたところ、前胴(裏側)であっており、次に印刷する型紙から修正するとのお返事をいただきました。
Step31 仕切り布をよけながら縫うって?
これ、できるの??と、思ったのですが、トンネルをくぐるようにしていけば、できました。
うっかり他のところを縫いこんでしまわないよう、慎重に・・・
Step33 少しずつズレが出た、本体と天口見返しを縫い合わせる工程
後半になるにつれ、やはりズレなどが出てきました。
結果はなんとかなりましたが、このまま進んで大丈夫なんだろうかと、いろいろ不安になった部分です。
肩紐と天口見返しの中心が少しズレた
天口見返しには、マグネットホックが付いているので、ここがズレるとまずいんじゃないかと思ったのですが、これくらいのズレなら、使っていて気になることはありませんでした。
本体と天口見返しの長さが合わず、本体が余った
もう少しで一周縫い終わるというところで、このままいくと、本体がちょっとあまってしまうことに気が付きました。
マチの近くで、余った分を折り込んで一緒に縫ったのですが、表に返して確認しても、あまり気にならなかったので、このまま進みます。
Step34 天口見返しからステッチをかける
特に指示がなかったので、本来ならスムーズにいける幅があるはずなのですが、なぜか。
マグネットホックに、押さえが当たってしまうスペースしかありませんでした。
あれ?このまま進むとぶつかるぞ。
と、思ったので、いったん糸を切って、ファスナー抑えに交換して縫い進めました。
反対側には、普通の押さえが通るくらいのスペースがありました。
うまくボタンがハマるだろうか、と心配しましたが、得に違和感なく使えています。
Step35 1mm控えるってなんだ?
最後の最後で、これは??となったのが、この部分です。
写真を撮り忘れていたのですが、実物はもう、手元になく、お見せすることができず、すみません。
わかりにくいかもしれませんが、代わりに図を置いておきます。
いろいろとググって、外側の生地が1mm中に入るように。
つまり、天口見返しが1mm下に下がるようにして、縫うということなのかなと解釈しました。
これで、完成となります!!
ニュースペーパーバッグを作ってみたのまとめ
パターンレーベルさんの作り方は、無料で公開されているものよりも、やはりレベルが高く、毎回、ここはどういうことだ?
と、立ち止まるところが必ずのようにあります。
ただ、その分、完成するたびに自分が進化したような気分になれるところが、とっても好きです。
今回も、なかなか苦戦しましたが、最終的にはなかなかの達成感を味わうことができました。
パターンレーベルさん、いつも素敵な型紙をありがとうございます!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
失敗や疑問の記録が、おなじニュースペーパーバッグを作っている方の参考になれば幸いです。