パターンレーベルさんのニュースペーパーバッグを作った記録

ミシンや編み物で作ったものの記録
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この5月、小沢健二さんのコンサートへ行くことになりました。

「できればモノクロコーデで。」

という、楽しい提案付のライブ。

でも、私は普段、モノクロームは全く無縁。

そこで、父か母に使ってもらえそうなグレーで、ライブ用のニュースペーパーバッグを作ることにしました。

ポケットが多く、組み立て時には、やはり右往左往する部分もありました。

そのぶん、仕上がったときの達成感は大きかったです。

またいつか、自分用にも作りたいので、悩んだところの覚書として、記録しておきます。

そして、同じようなところで、ここは??と、疑問に思われた方の参考にもなれば幸いです。

ニュースペーパーバッグの完成品

中身がけっこう入っているのと、今回使った生地が、けっこうしっかりしていたので、自立していますが、生地が変われば、もっとクタッとした感じになりそうです。

使った型紙と材料

型紙と作り方は、パターンレーベルさんのものを使いました。

パターンレーベルさんの型紙ではこれまで、サコッシュやエコバッグ、リュックを作りましたが、今回はパーツが多く、リュックの次に苦戦しました。

型紙はコピーして使っています。

生地と合わせた針と糸

使った生地は、ナイロンオックス 

ハイパーコーティングというもので、エコバッグに使うナイロンオックスよりは、かなりしっかりしています。

楽天の布1000ネットショップさんでは、生地サンプルもあったので、次の時用に一緒に購入しました。

糸は普通地用と厚地用で少し悩んだのですが、厚地用はあまり使わないので、普通地用にしました。

針も普通用で、折れずにいけました。

針と糸は大丈夫だったのですが、まち針が抜けにくく、上についている玉がいくつか取れてしまいました。

参考まで。

副資材と接着芯

マグネットホックや移動カン、内巻テープなどは、パターンレーベルさんでセットになっているものを購入しました。

接着芯は薄手とありましたが、薄手が手持ちになかったので、家にあったプレシオンのはりはりらくはりを使いました。

接着芯は、安いという理由で不織布タイプを使っていたのですが、プレシオンを使ってからは、こちらの方がダンゼン貼りやすく、まとめ買いをして置いています。

型紙から生地へうつすときに見落としやすいノッチの場所

毎回なのですが、私が見落としやすいノッチの場所が2つあります。

  1. 「わ」になっているところのノッチ
  2. 実線や縫い線の延長にあるノッチ

「わ」になっているところは、だいたい折り目が付いているので後で気づいても、まだわかりやすいです。

でも、線の延長線上のノッチは、あとで型紙を出してきて合わせないとわからないので、抜けがないように気を付けています。

今回は、コーティングされている生地だったので大丈夫ですが、オックスなどのように、端がひらひらしているような生地の時は、ノッチが浅いと、縫うときに端に紛れてわからなくなるので、しっかり入れておくといいです

次からは、ニュースペーパーバッグの作り方の手順で、間違えたところを覚書として書いていきます。

Step8 移動カンの裏って??

何度も使ってきたこの移動カンに、裏表があることを、今回初めて知りました。

真ん中の棒の、輪になっている部分が開いている方が、裏になります。

Step16 ノッチが抜けていてマチポケットのつけ場所を間違えた

あんなに気を付けていたつもりのノッチが抜けていました。

やり直しです。

step21 マグネットホックの上下に貼る布

この、マグネットホックを付ける工程は、マグネットホックに詳しい付け方が添付されていました。

それを見て、初めて上下に布を貼ることがわかりました。

ただ、接着芯を薄手ではなく、普通~厚地くらいのものにしていたので、下の布は省きました。

もともとの生地も厚手のため、上の布もあまり厚くない方がいいのかな?ということで、ローン生地にしました。

Step24 仕切りポケットを端から端まで縫ってしまってやり直し

「ポケットの上側はStep12と同じように」と書いているのを見落としていました。

両端とも、5㎝ほどほどいて、やり直しました。

Step28 タグのつけ位置とマチと前胴のズレ

タグは、前胴側に付けました。

マチと前胴がズレたので、やり直したのですが、結局またズレたので、もうそのままいきました。

Step30 前胴(表側)は前胴(裏側)??

前胴(表側)となっているところが、生地の裏側の色になっています。

前後を読み込んで読み込んで、前胴(裏側)ということで進めました。

問い合わせたところ、前胴(裏側)であっており、次に印刷する型紙から修正するとのお返事をいただきました。

Step31 仕切り布をよけながら縫うって?

これ、できるの??と、思ったのですが、トンネルをくぐるようにしていけば、できました。

うっかり他のところを縫いこんでしまわないよう、慎重に・・・

Step33 少しずつズレが出た、本体と天口見返しを縫い合わせる工程

後半になるにつれ、やはりズレなどが出てきました。

結果はなんとかなりましたが、このまま進んで大丈夫なんだろうかと、いろいろ不安になった部分です。

肩紐と天口見返しの中心が少しズレた

天口見返しには、マグネットホックが付いているので、ここがズレるとまずいんじゃないかと思ったのですが、これくらいのズレなら、使っていて気になることはありませんでした。

本体と天口見返しの長さが合わず、本体が余った

もう少しで一周縫い終わるというところで、このままいくと、本体がちょっとあまってしまうことに気が付きました。

マチの近くで、余った分を折り込んで一緒に縫ったのですが、表に返して確認しても、あまり気にならなかったので、このまま進みます。

Step34 天口見返しからステッチをかける

特に指示がなかったので、本来ならスムーズにいける幅があるはずなのですが、なぜか。

マグネットホックに、押さえが当たってしまうスペースしかありませんでした。

あれ?このまま進むとぶつかるぞ。

と、思ったので、いったん糸を切って、ファスナー抑えに交換して縫い進めました。

反対側には、普通の押さえが通るくらいのスペースがありました。

うまくボタンがハマるだろうか、と心配しましたが、得に違和感なく使えています。

Step35 1mm控えるってなんだ?

最後の最後で、これは??となったのが、この部分です。

写真を撮り忘れていたのですが、実物はもう、手元になく、お見せすることができず、すみません。

わかりにくいかもしれませんが、代わりに図を置いておきます。

いろいろとググって、外側の生地が1mm中に入るように。

つまり、天口見返しが1mm下に下がるようにして、縫うということなのかなと解釈しました。

これで、完成となります!!

ニュースペーパーバッグを作ってみたのまとめ

パターンレーベルさんの作り方は、無料で公開されているものよりも、やはりレベルが高く、毎回、ここはどういうことだ?

と、立ち止まるところが必ずのようにあります。

ただ、その分、完成するたびに自分が進化したような気分になれるところが、とっても好きです。

今回も、なかなか苦戦しましたが、最終的にはなかなかの達成感を味わうことができました。

パターンレーベルさん、いつも素敵な型紙をありがとうございます!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

失敗や疑問の記録が、おなじニュースペーパーバッグを作っている方の参考になれば幸いです。

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