素人でもきれいにできた 制服の袖を上げる方法

卒園・卒業・入園・入学
当サイトには広告が含まれています。

手作りではないですが、ひと手間かかる幼稚園や保育園、小学校などの制服の袖上げ。

ネットで見ていると、袖先の部分を数㎝折って、まつり縫い。

という方法が多く見られました。

私も縫い方はまつり縫いでしました。

ただ、制服だけに限らずですが、洋服の丈を自分で変えるのって、むつかしくないでしょうか?

例えば、袖だと、袖先から肩に向かってだんだん広くなっていくものが多いですよね。

袖を一度にたくさん上げようとすると、袖先と袖本体の太さが違うことから、袖本体の生地が余ってきて変なしわが入ったりします。

そのため、手間はかかりましたが、肩の部分と、袖の先の部分の2か所で袖を短くしました。

今回は、素人でも、できるだけ変なしわが入らず、きれいに袖上げができる、袖上げの方法をお伝えしていきます。

袖上げのビフォーアフター

袖上げ前が、ランドセルを背負っている写真しかなかったので、実際はもっと長かったと思うのですが、袖上げ前はこんな感じでした。

袖上げ後はこんな感じです。

左手の方が、ランドセルで少し袖が上がっているようです。

右手は、手を握っているようで、比較としてはわかりにくいですが(汗)

左手が、もう少しだけ隠れているくらいの仕上がりです。

制服の袖上げを2カ所にした理由

袖の先だけでまとめて上げると、簡単なのですが、2カ所にした理由は最初に書いた、変なしわが入りやすいという理由の他に、次の二つがありました。

  1. 袖の先のボタンを付け替えるのが面倒だった
  2. あとあと下ろした時に、色が変わっている範囲を少なくしておきたかった。

飾りのボタンを付け替えるのが面倒だった

袖先のボタンはどこかを留めているわけでもない飾りなので、見えなくてもきっと問題ありません。

でも、内側に入ってしまうと、作業をするときとかに手に当たって気になることがありそう・・・

そのため、ボタンはやっぱり外側がいいかな。

それなら、付け替える方がいいよね。

でも・・・

ボタン問題がなければ、下ろすときは糸を切るだけでいいのに、ボタン付けが増えるのはイヤだな。

そう。

今は、入学準備でいろいろとやる気スイッチが入っていますが、袖を下ろす頃って、きっともう、最小限の労力で済ませたいはず・・・

ということで、ボタンを付け替えない長さで袖上げをすることにしました。

下ろしたときに、色が変わっている範囲を少なくしたかった

子どもが通う小学校の制服は、もともと袖が伸ばせるようになっています。

2年ほど前、上の子の制服の袖を出した時に、ずっと外に出ていて色あせている部分と、出してきた皿の袖先の色の差が気になりました。

あまり大きく上げてしまうと、袖先の数センチだけが新品のようになります。

袖先よりも肩の部分の方が目立つかもしれず、袖先だけまとまって色が違うか、2カ所で少しずつ色が違うか。

結果的にどちらがよいか、今はわかりません。

でも、やってみないことにはわからない。

ということで、色の変化が少しずつで済む、2カ所に分けて袖上げすることにしました。

子どもの今のサイズと制服のサイズ

娘は今、111㎝くらいで、私服は120を着ています。

購入した制服のサイズは130。

ちょっと大きいくらいかな、と予想していたのですが、思った以上にブカブカでした。

(まぁ、それがかわいくもあるのですが)

いろいろとやり方を試したことは、後ほどご紹介しますが、特に肩の部分では、少ししか上げることができませんでした。

そのため、例えば今、子どもが120サイズ→制服を140サイズなど、2サイズ違うと、同じやり方ではほぼ変わらない・・・という結果になると思います。

なので、2サイズ大き目の場合は、袖先のボタンや色の変化さえ気にならなければ、袖先を多めに上げることをおすすめします。

肩部分の袖上げの方法

私は素人なので、本格的にしようとすれば、他に方法があると思いますが、今回は、私が上げた方法をお伝えしますね。

最初は、肩の部分をグルっと一周するように袖上げをするつもりでした。

何回かやり直しつつ、縫ってみたり、しつけしてないからだめなのかな?

と、ザクザクとしつけしてみたのですが、どうやっても見頃の生地が余って、しわが入ってしまいます。

いろいろ試した結果、袖を一周上げるのはあきらめました。

袖上げの長さは、ほんの少しになりますが、肩から下3㎝だけを上げることにしました。

肩から3㎝の袖の生地を、肩のラインに寄せて

袖、見頃、ともに不自然なしわが入らないように調整しながら、待ち針を打っていきます。

今回は、見頃の肩の中心線から、前後に7㎝~7.5㎝ずつ。

全長、約15㎝くらいが、おさまりがよかったです。

これで、まつり縫いをします。

できあがりは、このような感じです。

だいたいですが、矢印から矢印の間が、まつり縫いをしたところです。

何回か試したのですが、

袖の先を上げる

袖先は、ボタンがあったので、こちらもほんの少ししか上げられませんでした。

上げたのは・・・

制服を裏返して、裏地ではないほんの2㎝ほどの部分です。

袖上げの合計は約5㎝

当初のイメージでは、もう少し短くしたかったのですが、仕上がりは、だいたい5㎝くらい上がったかな?というくらいです。

これでもまだ、大きいといえば大きいです。

でも、今日は4月21日ですが、もう娘は上着の中は半袖で登校し、帰りは上着はランドセルの中です。

そのうち、上着も必要なくなり、次に着る冬には、娘ももう少し成長しているでしょう。

そのため、今ピッタリじゃなくても全然大丈夫だよね。

と、思います。

まとめ

幼稚園や保育園、小学校の制服の袖上げ方法。

少し手間はかかるけれど、素人がしても、違和感がない袖上げの方法をお伝えしました。

子どもたちはあっという間に大きくなりますが、こうしてひと手間かけて袖を上げるのも、いい思い出になりますね。

こちらの記事が、制服の袖上げの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました